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『スポーツで育むココロとカラダ』プロトレイルランナー宮地藤雄

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『スポーツで育むココロとカラダ 〜プロのアスリートと考える、子どもたちの明日をつくるチカラ。〜』

第一回インタビュー:プロトレイルランナー宮地藤雄

カラダを動かす事で、ココロを育む。

スポーツには心身ともに子どもたちの明日をつくる

大きな可能性があります。

ナチュラルエナジードリンク ORGANIQ(オルガニック)を

日本国内で展開。

食の分野で明日をつくるチカラに貢献する会社、

TSUKURU代表辻さんが様々な視点から

アスリートにインタビューする新企画です。

野山を駆け回ることで、

自然に触れることやルールの中で友達と楽しむことを

子どもたちに体験してもらいたい。

そんな想いで『Junior Trail Running(ジュニア・トレイルランニング)』

という活動を主催するプロトレイルランナーの宮地藤雄さんを

第一回目のゲストにお迎えします。

自身の競技の他、様々なスポーツの振興活動、フィールドの清掃活動など、

スポーツの可能性を広げている宮地さんに、

スポーツで育まれるココロとカラダについて語っていただきました。

スポーツを通して考える、子どもたちの未来とは?

対談はジュニア・トレイルランニングの大会直後のフィールドに

お邪魔しました。

(写真:池ノ谷英郎/文章:山本喜昭/聞き手:TSUKURU株式会社 代表取締役 辻吉彦)

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辻>

今日はオルガニックというブランドと

みやちさんの活動に親和性があるのではということで、

楽しみにしていました。

早速ですが、ジュニアトレイルランニングという大会を

はじめられたきっかけを教えていただけますか?

宮地>

そうですね、トレイルランニングというスポーツが

ココ数年盛り上がってきてるんですが、

実際30代40代の人が多いんです。

例えばランニングをある程度していて物足りなくなって、

トライアスロンやトレイルランニングを始めたり

というのがよくあるんですが、

最初からトレイルランニングというのは

ごくごく1部の人しかいないんです。

で、今30代40代が多くて10代、20代が

0ではないですけれど結構少ない。

これが例えば10年後を考えた時に、

トレイルラン人口のバランスが崩れてくると思っています。

どんどん減っていってしまうんですね。このままだと。

ですからジュニア世代を育成するのが

とても大切だと思っています。

それともうひとつ。

今日見ていただいたとおり、

子どもたちっていうのは全身でカラダを使ってよじ上ったり、

バランスとったり、野山を走り回ったりします。

こういう経験はどのスポーツをするにしても、

ぼくは、ものすごくプラスになると思うんですね。

ですから、トレイルランニングでカラダを鍛えて

将来サッカー選手になってくれてもいいんです。

そもそもトレイルランニングそれ自体が楽しいですし、

純粋にそういう部分を広めたい、

そんな風に考えているんです。

そういうことから大人のトレイルランニングの大会に

ジュニアの部を創るのではなく、

あくまでジュニア世代が主体となる大会を創ろう

と思ってこのジュニアトレイルランニングという

大会をはじめました。

辻>

ということは、この活動自体、

宮地さんが主体となって始められているものなんですね。

宮地>

そうですね。

ジュニアを中心に大会を創っているのはぼくだけですねえ。

辻>

なるほど、わかりました。

ちなみに、ジュニアトレイルランニングというものが、

今後人口とかいろいろな変化の中でどう育っていくのか?

また、その中で、自分の中で忘れちゃいけない想い、

ここだけは伝承していかなければ

というようなことがありますか?

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宮地>

そうですね。

ぼくが小学校の時にスキー学校があって

そこで初めてスキーをしたんです。

最初に教わったのは、

「リフトに下にいってはいけません。

モノが落ちてくるかもしれないから。」

「止まる時はゲレンデの真ん中ではなく、端でとまるんですよ。

滑る時に真ん中にいると危ないし、

気持ちよく滑ってくる人の迷惑にもなる。」

という最低限のマナーやルールを教わったんですね。

なので、ぼくも誰かにスキーを教える時は

最初にそのことを教えるんです。

それと同じで、ジュニアトレイルランニングでは、

マナーを守って走ろう、元気よく挨拶しよう。

というようなことを最初に伝えます。

そうすると子どもたちが今後走る時に、

そのことをみんなに伝えてくれる。

だからすごく未来のかっこいい走り方を

一番最初に身につけてもらうことによって

みんなの憧れの存在になってほしいと思うんですよ。

なんで、そこを大事にしています。

辻>

なるほど。

ということは本当に、ジュニアトレイルをきっかけにして、

あいさつとか、マナーとか元気とか

そういう基本的なところを大切にしていける

子どもたちになってほしいということですね?

宮地>

そうですね。

辻>

僕自身お話聞いてて思ったのは、

単純にジュニアトレイルとう切り口を選ばれているだけで、

どちらかというと持続的に考え方を伝えて行くとか

そういったところを考えられているのかなと聞こえました。

宮地>

そうですね、トレイルランニングを通じて

教育的な要素も盛り込んでいきたいと思ってます。

先ほどの伝えるべきルールやマナーを最初に伝えてしまえば、

何と言うか、自分で考えるチカラがついたりとか、

うまく言えないですけど…

やっぱりそういった基本的なことを最初に伝える、

その上で自由なことを出来るようになると、

スマートな大人になれると思っています。

ですから、その部分は本当に大切にしたいですね。

辻>

では、実際に先ほどお話いただきましたけど、

トレイルランニングで体幹やバランスを

養うということでしたけど、

もっと大きくとらえて、スポーツ全体に対して

どういった切り口でご自身が発信していくのか、

そこをお聞かせいただけますか?

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宮地>

そうですね、僕の専門はトレイルランニングです。

ただ、僕自身は、いろいろなスポーツをやってみたい

と考えています。

この前はハンググライダーをやってみたりもしました。

サーフィンもちょっと体験してみたりとか、

そんな風にしています。

何でもそうなんですけど、ぼくの場合は好奇心というのが、

自分自身の原動力にあって、

好奇心をもって日々すごしていると

何をやっても楽しいですし、

そんな中で自分の本当に好きなものに出会った時に、

その好奇心は、どういうトレーニングをしたら強くなれるかなとか、

そういう人にとって大事なエネルギー源になると思います。

だから、もちろんスポーツもそうなんですけれど、

本を読んだりとか映画を観たりとか、

いろんなことをして豊かな人生を送るというのが

一番大事な事なのではないかと感じています。

それによってスポーツでもなんでも

深みや幅がでたりするのかなと。

辻>

いろんな選択肢の中からいろんなことを経験して、

その経験から学ぶ事を自分の中で咀嚼して、

吸収するということですね?

今回ジュニアトレイルランニングをはじめて体験する

200人くらいの子どもたちが集まったと思うのですが、

子供の中では新しい選択肢ですね。

その中でどういうところがくる前と後で変わったとか、

ジュニアトレイルやることで、

どんなことを先ほどの宮地さんのお話のように

子どもたちが実際に学ぶのかな、

ということについてお聞かせください。

宮地>

本当は実際にここに来てみていただくと一番なんですが(笑)、

走った前と後で子どもたちのいきいき加減が半端ないんです。

「本当にうちの子がこんな顔するの?!」

というような感想をいただけます。

大会が終わったあとも崖をよじ上るとか、

ホント、子どもたちが本能をむき出しにしています。

本能に従ってのびのび遊ぶことを楽しんでるんですね。

そのことを子供も親も実際体験してみてほしいですね。

体験すると、ものすごく積極的に

今後いろんなことにチャレンジしてくれるのではないかなと思います。

辻>

ぼくも今日、朝から観ていて、始まる前と終わった後では、

親御さんと子どもたちのコミュニケーションの仕方も

変わっているなと思いましたし、

すべてにおいてこの経験が参加する親子に

変化を与えてるんだなと感じました。

僕自身の仕事は食という切り口で、

ORGANIQ(オルガニック)というブランドの展開を始めてますけど、

宮地さんがスポーツを通してやろうとされてることを

僕は食という分野でやれないかと考えてるんです。

食ということを通して、いろんな感度を高めていって

持続的にここちよく過ごせる世の中になるといいなと考えてます。

スポーツを多面的に感じようという試みと

まったく同じことを食でやろうと思っています。

ところで例えば、トレイルランニングの場合、

里山愛好家とかそのフィールドで活動されている方々との

おつきあいがあると思うのですが、

その中で、あいさつをしようとか山に入る時とかトレランする時に、

ランナー以外の人たちとも心地よく過ごせるように行動しようとか

されると思うんです。

とある里山愛好家に聞いた話しであったんですが、

木が痛がったりとかやめてくれとかあるとは思うんですね。

そういった里山愛好家の人たちとも

うまくやっていこうという手だてとして

どういったことをされてるんですか?

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宮地>

ぼく自身でいうと、今回のフィールドである青梅では、

このエリアで活動している青梅トライアスロン協会の

メンバーになっています。

なので、青梅のエリアでおこなわれるイベントの運営に

携わらせていただいていたり、御岳山で不定期ですが、

ゴミ拾いをしたり、自身の大会でもゴミ拾いを

参加者のみなさんとしたりだとか、

一緒に活動しているということを大前提で考えています。

地元の方々と一緒にということです。

ですから、いきなりやってきて大会やります!

っていうのではなく、地域の方にも楽しんでいただいて

応援いただけるような活動をこころがけています。

打ち上げ花火的にどーんとやるのではなく、

時間はかかるけど、じっくりあせらず仲良くなりながら

じっくりじっくりな順序でやらせていただいてます。

辻>

そうなのですね。

ぼくも食の仕事でまったく同じことを思っています。

やはりブームではなく、一緒にどうやって育てて行くのか、

と日々考えてるんです。

食とアスリート、食と生活者。

そういったことを通していろんな人と知り合い、

提案していけるような会社を目指しています。

ところで宮地さんにとって食とはどういうことがありますか?

宮地>

そうですね。食については、

一番大事なのはバランスよく何でも食べる事、

よく噛む、ながら食いをしないなど、

本当に基本的なことを心がけています。

「なんだ、それだけ?」

みたいな当たり前のことを当たり前にするのは

大事だと思っています。

例えばサラダ食べるにしても、

この野菜何かな?

とか

旬だから美味しいな

とか、味わいの深さを感じるのと、

今だったら例えば

スマホいじりながら何となく食べるのとでは、

栄養分の吸収がきっと違うのではないか

と感じています。

「食べるぞ」という姿勢が

一番栄養吸収がいいのではと思うんです。

あとは品目をなるべく多くとるとか。

外食ではなく家ゴハンが好きです!

辻>

なるほど、とてもシンプルなお考えですね。

最後に食に期待することってなんですか?

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宮地>

そうですね。

アスリートとしてパフォーマンスに大事なバランスって、

よく食べて、よく動いて、よく休む、

その三角形なんです。

その意味では食べる時間は極力削らないで大事にしますし、

そのために一生懸命たべることを

楽しみながらフォーカスします。

その中でやはり、

栄養価の高いものとか純度の高いものとかがあると

やはりうれしいですね。

より吸収効率もあがります。

だから、そういった意味で

よいものを創ってもらえるのに期待しますね。

辻>

吸収速度とかカラダに対する効能とか、

アスリートの方に協力していただければ、

ぼくたちもそれに合わせて商品開発していき、

そしてまたアスリートの方にとって

それがどういうものかご理解していただいて

摂取してもらうことで、

これがどういう効果があるとかそういったところで

コラボレーションしていければと思います。

最後にスポーツをするお子さんをお持ちの親御さんに

一言おねがいします。

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宮地>

はい、僕は今35歳で、27歳でトレイルランを

はじめてから8年目です。

昨年には日本代表にも選ばれて選手として

活動を広げている最中なんです。

アスリートとして競技を始めたのは遅いんです。

でも、自分にあったものをみつけてフォーカスする

というやり方でここまでやってきました。

正直、大半のスポーツは成功の定義にもよりますが、

20代からはじめて成功するというのは中々難しいと思います。

ですので、そういった意味では、

お子さんに好きなスポーツがあるのだったら、

それに取り組める環境のお手伝いをしてほしいです。

それと逆に聞こえるかもしれませんが、

僕が観ている強い選手というのはいろんなスポーツをしています。

ひとつにしぼっていると言う選手はほとんどいないんです。

例えば、冬はスキー、夏は山を走る。

クライミングもするし、自転車にも乗る。

すべてにおいてトップレベルな人が多いです。

根本的にはスポーツに一番大事なカラダを

コントロールするとか上手に使う能力がものすごく長けています。

そのためにはひとつのスポーツだけをやっていてはだめなんです。

たとえば、筋トレをする、この筋肉を鍛えたいからこの動きだけをする。

確かにそこは強くなるけれど、

パフォーマンスには活きなかったりします。

いろいろやっていてどうしても

ここがたらないから補強するということで、バランスがとれて

パフォーマンスに活きる。

なので、ぜひともぼく自身も好奇心でいろいろやってますけど、

同じようにお子さんがやってみたい!と思ったスポーツは

ぜひやらせてあげてください。

スポーツにかぎらず、お子さんの可能性を広げるような

サポートをしてチャレンジできる環境をつくってあげると、

眠っている才能が目覚めて、

たぶんそれが一番親子でよかった

と思えるようなことになるのではないでしょうか?

そういうスタンスで、サポートしてもらえればと思います。

辻>

そうですね。こどもたちの可能性を、未来を考える、

とても大事なヒントをいただきました。

今日はどうもありがとうございました。

宮地>

どうもありがとうございました。

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スポーツの振興、こどもたちの可能性を視野にいれ、

ジュニアトレイルランニングという大会を通して

本当に夢中になれるきっかけとなる場を提供されている宮地さん。

ご自身も競技者として好奇心旺盛に活動されています。

食に対しても自然な感覚を大事にして日々すごされている

ところが非常に共感できるお話でした。

宮地さんの活動は、ホームページやブログ、SNSなどで

ご覧いただけます。

<トレイルランナー宮地藤雄>

公式サイト:http://www.fujiomiyachi.jp

ブログ:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_fujio/

facebook:https://www.facebook.com/FUJIOMIYACHI

twitter:https://twitter.com/FUJIOMIYACHI

<ジュニアトレイルランニング>

公式サイト:http://fujiomiyachi1130.wix.com/juniortrailrunning

< TSUKURU株式会社>

http://www.tskru.jp

<ナチュラル・エナジードリンク ORGANIQ>

http://www.organique.com.br/jp/

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 info@cael-utd.com

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