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THE WILD ONE 第一クール走破記念緊急企画「遠藤憲昭メールインタビュー」

index-contents-mapアメリカ一周の距離、18,800km。

体感的には想像しにくい距離。

ロジカルにはハワイから南アフリカのケープタウンの間の距離とほぼ近い距離。

 

そんなアメリカ一周を走って旅することに挑戦している日本人がいます。

トラベラー遠藤憲昭さん。P1070142

ファッションブランドDEVILOCKの元プロデューサー。

(遠藤さんのプロフィールはコチラ)

今回のプロジェクト「THE WILD ONE(http://thewild1.jp/)」では、

アメリカ一周を4つの期間に分けて走ります。

その第一クールは、今年の2月終わりにアメリカのサンディエゴをスタートし、

西海岸を北上して7月1日にシアトルまでの長い道のりをゴールされました。

ドキュウ!では、ゴール後アメリカ滞在中の遠藤さんに、

メールで緊急インタビューを行ないました!

 

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ドキュウ!編集部>

ひとまず第一クールお疲れ様でした。

ゴールされて今の気持ちはいかがですか?

 

 

遠藤>

ようやく1段落出来るというのが終わった瞬間の率直な気持ちでしたね。

その後はシアトルまでの道のりや仲間からもらった激励のメッセージなどを

思い出しウルッとしてました。

とにかく今までやった事のないチャレンジだったので

無事に終わる事が出来てホッとしています。

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ドキュウ!編集部>

2月にサンディエゴをスタートしてシアトルまで約4ヶ月強の間を振り返っていろいろなことがあったと思います。

印象的なエピソード(一番嬉しかった事、ツラかった事など)をお聞かせください。

 

 

遠藤>

多くの思い出がありますね。

これが1番というのはないですが、シアトルまで多くの自然や景色に出会い、

また多くの人に激励を頂きました。

警察の方とも出会いとてもよくしてもらいましたし、

P1070289元軍人さんや、農家の方々、牧場の方々とも出会いました。

ホームレスの人とも何度か立ち止まって話をしましたね。

まぁ日本で普通に生活していたら出会えないような人ばかりでした。

そういう経験は僕にとってとても嬉しい意味のある経験です。

あと山道を走っていると街が本当にないのですがそんな山道を何日も走っていると向こうの方に小さく街が見えてくる瞬間というのは何度体験しても嬉しかったですね。

逆に辛い事もたくさんありました。

実は1度犬に襲われたんですよ。

田舎街を走っている時に大きな家の横を通ったんですが

その家で飼っている犬がたまたま開いていた門から出てきて

僕のお尻と股の裏に噛み付いてきたんです。

もう筋肉が見えちゃうくらいパックリいっちゃって。。

その後近くの病院に行って数針縫ったんで大事には至らなかったのですが。

その後数日は走る事すら出来ませんでした。

あれは一番辛く痛い数日間でしたね。

あとは山道は基本辛いです。

P1070144誰ともすれ違わないし、鹿や熊のような大きな動物がいつ現れるかという恐怖もありましたから。

それと山道には本当に多くの動物の死骸がありました。

あれ見るのも辛かったですね。

 

 

ドキュウ!編集部>

実際の距離は何キロだったんでしょうか?

 

 

遠藤>

実際は2652kmくらいを走りました。

車で下から上に向かうとフリーウェイを使い1

800km~1900kmくらいなんですが、

僕は公道を走るので山道のようにクネクネしている道を使うと

そのくらいになっちゃっう感じなんです。

 

 

ドキュウ!編集部>

1日大体20kmくらい走られていたようですが、

おひとりで走られていたのですか?

 

 

遠藤>

3週間くらいはサポートの方がいたので

その時はキャンピングカーで北上していたんですが、

その他はすべて1人で北上しました。

どのようにして1人で北上して行ったかというと、

1つの例をあげて説明しますね。

例えばスタートがAという場所だとします。

そこから1km先のBという地点に車で行きます。

B地点に着いたら車をそこに停めて僕はまたA地点に歩いて戻るわけです。

そしてA地点に着いたらB地点まで走るという形の繰り返しを日々行っていたわけです。

なので実際に20km先に着いたとしても実際に走った距離は40kmになる

という計算です。

まぁその日のゴールした場所が1日の距離なので

往復している事は伝えませんでした。

別に見ている皆さんにとっては僕が往復している事は

重要な事ではないですからね。

 

 

ドキュウ!編集部>

荷物はどのように運ばれていたのです?

 

 

遠藤>

荷物はレンタカーに積んでいました。

 

 

ドキュウ!編集部>

スタートしてから、ゴールまで(走る前、走ってから、走っている途中、現在)の間に

遠藤さんの中で体調の変化はありましたか?

また、気持ち、考え方などの変化についてもお聞かせください。

 

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遠藤>

走る前の自分と今の自分という部分では

全てが大きく変わりましたね。

身体に関しては、走っていると痩せていってしまうので常にご飯を食べるようにしていました。

痩せていくのはあまり自分にとって好ましい事ではなかったので。

あと昔から作っていた筋肉がずいぶんとれてしまいました。

それは帰国したら少し筋トレして元通りにしたいなと思っています。

メンタルに関しては自然の中で過ごす事が多かったので気持ちが常に穏やかになりましたね。

あと良い意味で人の事や人の評価が昔以上に気にならなくなりました。

このプロジェクトでは自分の理想も追いかけているので

その場所に確実に近くなった感じはします。

 

 

ドキュウ!編集部>

ご家族と離ればなれでさみしくなかったですか?

 

 

遠藤>

もちろん寂しかったですよ。

 

 

ドキュウ!編集部>

食事はどうされていましたか?

一番おいしかったもの、まずかったものも教えてください。

 

 

遠藤>

大きな街にいけば色々なものが食べれるのでそこは問題ないのですが、

小さな街は限られたものしかなかったのでかなり苦労しました。

ただ、どの街にも中華料理があったのでかなり中華は食べました。

あとはドレッシングを常に持って進んでいたので

サラダはスーパーでよく買ってモーテルで食べました。

中華は意外とおいしいなと思った場所が多かったのですが、

メキシカン料理はハズレの所は本当に1口食べてもう無理っていう所がありましたね。

 

 

ドキュウ!編集部>

アメリカと日本とのがギャップを一番感じた事をお聞かせください。

 

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遠藤>

たくさんありますよ。

全部まとめていうと日本はやっぱり綺麗で

美徳文化がとても発達している国だなという事です。

アメリカは別に悪口でもなんでもないですけど、トイレなら処理する場所があれば良いでしょ?

的な感じだし、ご飯ならそこそこ美味ければ良いでしょ?

みたいな部分もあるので。

コンビニにしたって必要なものを置いているという感じですから。

日本はそこにアート的センスをプラスしていますからね。

まぁアメリカに限らずどの国に行っても思うんですが

日本は全てに関して美しく、礼儀正しい人が圧倒的に多い国だなと思いますね。

本当に住みやすい国ですよ、日本は。

 

 

ドキュウ!編集部>

走っている時にどんな音楽を一番聴かれましたか?

 

 

遠藤>

色んなジャンルの音楽を聴きましたよ。

ロック、ハードコア、レゲエ、R&B,HIP HOP、カントリー、JAZZ、ロカビリー、ブルース、ハウス、AOR。

天気や場所、景色によってジャンルをかえたりして楽しみました。

唯一、日本の歌謡曲は聴かなかったですね。

 

 

ドキュウ!編集部>

THE WILD ONEプロジェクトは、アメリカをランニングで1周するという壮大なチャレンジですが、

実際走られてみて、感じたことを率直に教えてください。

 

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遠藤>

アメリカはデカいなと。。

この印象がまず1番目にきますね。

あとは自然が本当に多い場所だなと。

あとは地図ですら確認しずらい街なんかもたくさんあったのでそうした場所に行けた事も本当に良い経験だなと思いました。

メンタルな部分に関しては自分のペースを確立していく途中なのでまだなんとも言えませんがこのプロセスはとても重要なものだと感じています。

僕がやっている事に関して様々な意見がありますが、僕自身は周囲にカッコいいとか凄いと思われたくてやっているのではないんです。

自分自身が充実した人生を送るためにこのプロセスを歩んでいるだけなんです。

ですから今は自らの価値観を大事に、マイペースで行く事が大切だと感じています。

 

 

ドキュウ!編集部>

上記とかぶるかもしれませんが、走ることで様々なカルチャーや人との出会いが

あったと思います。

そこでの新たな発見はどのようなものでしたか?

 

 

遠藤>

僕は10代の頃にアメリカに住んでいて25歳から会社の関係上

毎月のようにアメリカに来ていたので

文化の違いという部分にはさほど驚きはなかったのですが、

人の感じは場所によって大きく異なりましたね。

田舎に行けば行くほど人は優しかったです。

多分アジア人が走っている珍しさもあったと思うんですが

気さくに声をかけてくれて、時には一緒に果物を食べたり、

その人、その街の歴史なんかを詳しく話してくれたりしてくれました。

逆に大きな街なんかはそうして走っている人を見る事は日常なので

別に誰も興味を持たれなかったですね。

でも、どんな場所でも本物に触れてみる、体験してみる、自分の目で見てみる

という事に勝るものはないですね。

そういう時間が多ければ多い程自分の人生を豊かにしてくれると思いましたね

 

 

ドキュウ!編集部>

このプロジェクトの後の旅についてお聞かせください。

続けられて行く予定はありますか?

 

 

遠藤>

今はこのプロジェクトを成し遂げるぞ!

という気持ちしかないのでその後の事は考えていませんが、

今の時点では走って旅をするという事は絶対にもうやりません。

こんなに辛い事もう1回やれなんて言われても無理です。。

 

 

ドキュウ!編集部>

THE WILD ONEというプロジェクトは自分の気持ちに正直に行動すること

というテーマだったと思いますが、

そのことについて遠藤さんの今のお考えをお聞かせください。

 

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遠藤>

僕にとってはとても意味のある事だと感じています。

自分との勝負という部分を軸にして走ってきて、全ての場面を乗り越えてここまで来たわけですからね。

数ヶ月前の自分は生まれてきてから1度としてこんなチャレンジした事がなかったわけじゃないですか?

でも今はそれを四分の一ですが成し遂げた自分がいるので、大げさでもなんでもなく数ヶ月前の自分とは確実に変わりましたね。

自分を客観的に見るという事も確実に出来る自分が今はいますし。

そういう自分を分かった瞬間というのは孤独な時間の中で気付く

”周りに恵まれている事”

を改めて実感した時ですね。

これは普段の生活の中で気付くものとは全く違って

このプロセスを歩んで生まれた気持ちですから。

 

 

ドキュウ!編集部>

次の第2クールにむけて、お聞かせください。

 

 

遠藤>

今は第2クールの事は考えたくないんですが、

多分第1クールとスタンスはあまり変わらないと思います。

気持ちだけ切らさないようにしっかりと体調を整えて挑んでいきたいと思います。

あと根本は直感的に自分の気持ちが選ぶ行き先に従うという事は

忘れないで進んでいきたいなと思います。

色々考えすぎて心の声に対応出来ないのが一番僕にとって良くないですから。

 

 

ドキュウ!編集部>

ありがとうございました。

 

 

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自分の気持ちに素直にしたがうこと。

人生にとってすごく大切なことですね。

第二クールはシアトルをスタートしてメーン州までの大陸横断です。

遠藤さんの壮大な旅をド級!は引き続き応援していきたいと思います。

 

<過去の記事>

THE WILD ONE プロジェクト始動!

はコチラ⇒ http://docue.net/archives/contents/the-wild-one-start

 

<遠藤憲昭さんのプロフィール>

http://docue.net/archives/extremer/noriaki-endo

 

 

 

 

公式サイト:http://thewild1.jp/

 

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