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山村を走って旅するウルトラマラソンMURA18 〜実行委員会セルフインタビュー〜その3

距離55km、累積標高2,000m、途中18の山間集落を駆け抜ける新潟県は妙高で開催されるウルトラマラソン大会、MURA18 (Myoko Ultra Run rAce 18) 。

この実行委員会セルグインタビュー企画、いよいよ11月4日スタートとなりますが、直前にどどーんと3つも原稿が届いたので矢継ぎ早にアップしていきます。

3回目となる今回は、今回はMURA18を始めるきっかけとなった国際自然環境アウトドア専門学校教員の一人、服部正秋さんのインタビューです。

では、どうぞ。

(インタビュアー:垣迫昂志 )


 

垣迫

早速ですがこの大会を始めたきっかけから聞きたいと思います

 

服部

始めようと思ったきっかけは田辺先生なんです。

私も田辺先生もトレランをやっていて、一緒に色んな所走っていく中で、田辺先生から面白いコース見つけたんで一緒に走りませんか、って言われて走ったんだわ。そしたら、すごいここの道実はこんな所につながってんのってところもあったのがはじまりですね。そこの中から学校の授業にからめて大会をやってみようというアイデアが生まれました。

それが学生と地域の力を借りながらスポーツツーリズムのなかの地域の活性にもつながっていると思います。

 

どちらかと妙高といえばスキー場とかの方がお客さんがすごく多いけども、スポットライトがあまり当たらない関田山脈とかが高齢化なんかで人口が少なくなっていて、そこにスポットライトを当ててみるとこんなにも奥深く自然豊かっていうのを田辺先生から教えてもらいました。

これをコースに出来たら面白いなって言いながら、一緒に走ったのをすごい覚えてます。こんなにハードだしドMで楽しい事ないんじゃないかと思って。

 

あとね、学校の周辺と走るコースの地図を見たときにすごいびっくりしたんです。何にびっくりしたかというと、関田山脈って信越トレイルとかロングトレイルの第一号になったトレイルが60、70kmくらいずっと続いてるんだけど、飯山側から関田山脈いくとすぐ登れちゃう。だけど妙高側から入ると実はすごく山の懐が深くて奥行きがすごいあるんです。

 

だから関田山脈の上に行くまでそれなりにすごい時間がかかる。途中にいっぱいあるそれぞれの谷の中で発展していった集落があるんです。そして地形図を見たときに道路の線があるんだけど、それがこの地域だけ人間の毛細血管のようにブワァーって全部つながってる!

色々結構地図見てきたけどこんな毛細血管みたいな地図はあんまりみたことなくて、それ見たときこれが全部つながるんだってびっくりしました。

 

垣迫

今後どうしていきたいとかは何かありますか?

 

服部

たとえば学校の授業としても0から始めて、全体をやって最後まで知れるってのはすごく大事だなって思う。学生が今までアウトドアスポーツのイベントに関わってとなると、どうしても断片的な部分しか関われないからそこの部分の仕事内容しかわからない。お金がどれくらい出て、どれだけの儲けがありましたってのは仕事に直結するし、道路申請許可から始まって地域住民の相談だとかもそうだし、くい打ち矢印看板の設置とかもそうだし、細かいこと言ったらきりが無いけどもそれを網羅できる、経験できる、知ることができるってのは仕事に直結するんですよね。断片的なことはそこしか経験できないから学習の効果ってのは少ないなと思います。

秋のMURA18、春のノルディックハーフマラソン。この二本立てで、スポーツツーリズムじゃないけれども、ここにたくさんお客さんを呼んで活性化できて授業の効果としても大変だけれども0から全部経験できるっていうのは学校独自でやんないとできないことだと思うんで、この二つを軸にしながら色々発展させていきたい。エンデュランス系のスポーツや有酸素系のスポーツができる場所にしていきたいなぁと思っています。

 


<MURAレポ>

妙高はすっかり寒くなり、妙高山も山頂付近では雪が積もっているのが見られます。

大会がどんどん近づいてきています。エントリー機関も終了し、今回は200人を超える選手がエントリーしてくれました。ありがとうございます。

実行委員ではコース整備や選手へのはがきの郵送なども始まり、大会が近づいているのを感じる機会が増えてきています。

気温が下がって大変寒くなってきましたが、大会はどんどん盛り上げて熱くしていきます!

 

<MURA18ホームページ>

http://inacmura18.wixsite.com/mura18

 

フェイスブックでの情報発信は逐次おこなっていますので、情報チェックはまずはFBで!

https://www.facebook.com/mura18.myoko/

 


 

<語り手プロフィール>

服部 正秋 37歳

 

長野県飯山市出身

 

クロスカントリースキーの選手だった経験を生かし、2005年、ノルディックウォーキングの発祥地フィンランドで指導資格を取得した。現在は国際自然環境アウトドア専門学校でクライミングインストラクター学科主任、野外教育・アウトドアスポーツ学科副主任として教師をしながら、日本ノルディックフィットネス協会のナショナルトレーナーとして、全国で普及活動を行っている。