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赤塚りえ子のジャジューカを全身に浴びる旅 その1

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突撃!雑談インタビュー、今回のゲストは現代美術家であり

フジオ・プロ代表取締役でもある赤塚りえ子さん。

モロッコの民族音楽「ジャジューカ」と出会い、

それを現地で文字通り”浴びて”以来、

その魅力に身も心もとりつかれてしまったという赤塚さん。

ジャジューカの旅へのゼンシンゼンレイな熱い想いを

僕らもゼンシンで”浴びて”きました。

第一回はまずはジャジューカとの出会いまでの雑談です。

 

(文章・写真=池ノ谷英郎/聞き手=山本喜昭)

=====

 

山本>

こんにちは。

ド級!ではスポーツとか冒険とか旅をしている人とか、

夢中になっていろんなことに取り組んでいる人の話を

伝えたいという趣旨でやっていまして

今回世界で50人しか参加できないモロッコの音楽フェスへの旅に

夢中な方がいるとお聞きして、すぐさまご連絡しました(笑)

 

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赤塚>

そんなすごいところに取り上げていたたげて

むちゃくちゃうれしいです!

ついに私のジャジューカへの愛もここまで来たか!

と思うとすごくうれしいです。

 

 

山本>

今回、ご紹介いただいたのが、GOTOさん(写真家・GOTO AKIさん)です。

僕がこの「ド級!」のルーツ的なきっかけになる仕事をすることが

あったんです。

それは5年くらい前にある会社のプロモーションで

登山家の栗城史多さんとレッドブルエアレーサーの室屋義秀さん

という方にスポンサーを付ける仕事で、

その時に取材をするカメラマンがGOTOさんだったんですね。

 

 

赤塚>

あっ、そうだったんですか!

 

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山本>

で、その仕事をきっかけに、スポーツとか冒険とかを

やっている人の気持ちってすごくいいから、

それを社会に伝えたり活動を知らせたりみたいな仕事が出来ればな、

と当時いた会社からの独立を決意したんです。

 

GOTOさんとは久しぶりにお会いして話していたら、

「そういえば赤塚さんという方がいて・・・」という話になって、

僕が「ぜひお話を伺いたい」とGOTOさんに伝えたところ、

今回こういう形でお話を伺わせていただくことになりました。

 

 

赤塚>

GOTOさんとは1995年かな?タイでお会いしたんです。

私は友達と7人くらいでタイを旅していて

ある島にいた時にお目にかかったんですけど、

その時、私はGOTOさんのことをはっきりとは

覚えていなかったんですね。

でも、その7人の中の1人がその若者(GOTOさん)と

『旅はいいよ〜』みたいな話をしていて、

それがきっかけでGOTOさんと再会したんです。

GOTOさんはその後、写真家になられたんですね。

 

 

山本>

GOTOさんが写真家になられる前に会ってらっしゃるんですね。

 

 

赤塚>

そうなんです。

再開した時にすごくいい形で会えたのがすごくうれしくて、

やっぱりあの時の気持ちを持ったままGOTOさんは写真の方に進んで、

私は今は父の会社を継いでますけど、アートの方に進んで、

お互い旅は続けつつ自分の大好きなものに巡り会えて、

それに向かってグワーッて突っ込んでますから(笑)

 

 

山本>

そのグワーッの先が「ジャジューカ」なんですか?

 

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赤塚>

そうなんです!

1994年9月から2006年7月まで私はイギリスにいたんですね。

で、留学したまま大学を卒業して、

ギャラリーに所属して向こうで結婚して

生活の基盤がイギリスにあったんですけど、

2006年に今の会社の先代の社長で眞知子(まちこ)さんという、

父が再婚した私の2番目のお母さんがいるんですけど、

彼女が危篤になってしまって私が戻って来ることになったんです。

それで、私がここ(フジオプロ)をやることになりました。

2008年に母が末期がんで他界して、その3日後に父が他界しました。

3日違いで2人、それも事故とかじゃなくて。

タイミング的に父が母を追いかけたとしか思えないくらいだったんです。

離婚していても家族で仲良かったし、

私も母とは親友のように仲が良くて母親以上の存在だったので、

彼女を亡くしたことっていうのは

世界の終りのようなものだったんです。

私は完全に生きる気力も体力も無くなっていたんですけど、

その1年後の2009年の末にイギリス人の夫が

「モロッコに行こうよ」

ってことで旅に連れて行ってくれたんです。

その時は私は自分がモロッコに行くなんて思ってもみなかったし、

お恥ずかしい話「モロッコってどこですか?」

くらいな感じだったんですね。

夫は「モロッコは絶対君は好きだと思うよ」

って言ってくれて、ガイドブックとかは一切持たずに

彼に連れて行ってもらったんです。

モロッコに初めて行って、

その素晴らしさに夢中になってしまったんですね。

その時も向こうの音楽に触れる機会があったんですけど、

もともと私はすごく音楽が好きで、

ずっとテクノとかエレクトロニックな電子音楽を

ずーっと聴き続けていたんですね。

だからアコースティックなものってほとんど聴いたことが無くて

電気を通した音しか聴いて無くて、

それが好きでイギリスに行ったっていうのもあったんですけど、

向こう(モロッコ)の土地で自然的に出た音楽を聴くことになって、

それがあまりにも土地に合った音楽だったので

すごく感動したんです。

で、夫と次の年のお正月(2010年のお正月)は

どこで迎えようかって話になって、

「私、またモロッコに行きたい」

って言ったんです。

そしたら夫も同じことを考えていて

「じゃ、また行こう!」

ってことになって。

モロッコって地図で見ると南北に細長いんです。

海側と砂漠側の間にアトラス山脈があって、

私はサハラ砂漠に行ってみたくなったんですね。

前回はマラケシュとマラケシュの付近だけだったんですけど、

今度は砂漠でキャンプしよう!って話になって、

砂漠のホテルに泊まって、ベルベル風のテントに

ホテルからラクダに乗っていくという・・・

 

 

山本>

へえ、現地ツアー的になっているんですね。

 

 

赤塚>

そうそう。

ホテルに泊まってもいいし、砂漠のテントに泊まってもいいし、

というのをやっているホテルがいくつかあって。

それで、マラケシュからアトラス(山脈)越えをして。

山脈ですから何時間もかけて。

山を越えたらまた山があってと延々越えて(笑)

そこで見た風景って言うのがものすごくて、

ホントにアフリカなんですよね、やっぱり。

山脈が向こうの方に見えるんですけど、

なかなかああいう広い世界って見られないじゃないですか。

 

 

山本>

見渡す限り何もないって感じですよね。

 

 

赤塚>

そうです。

それで、そのまま砂漠に向かって木の一本も生えていないような

真っ平らな大地をズドーンと行く道があって、

そこをチャーターした車で行くんですけど、

途中でお腹が空いたのでカフェに寄ったんですね。

食べてたらそこで音楽が流れていたんです。

かかっている音楽がまるでそこのサントラみたいだったんです。

あまりにもすごい音楽で。

 

 

山本>

あー、場所と完全にマッチングしているような。

 

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赤塚>

「これはなんだ?!」

って聞かなくちゃ気が済まない!

って思ってお店の人に聞いたら

「これだ」って言ってCDを出してきてくれたんでそれを買って、

そのCDを車でかけながら砂漠まで走っちゃったんですよ!

やばいじゃないですか!

究極のサントラですよね、それ(笑)

それがあまりにも強烈で、サハラ砂漠に着いて、

そのサハラ砂漠もまたすごくて。

以前、チュニジアに行ったときにもサハラ砂漠には行ったんですね。

でも、その時に見た砂漠と今回見た砂漠は違って見えて、

もちろん国の違いはあるかもしれないけど、

やっぱり自分(の気持ちや状況)が違うから景色も違って見えたんですね。

親を亡くしてから見た砂漠の方がずっとキレイに見えました。

そう言う感じです。

 

 

山本>

なるほど。

 

 

赤塚>

で、初日の出を見ようと思ってそこに泊まったんですけど、

夜になってキャンプファイヤーを囲みながら

ベルベルの人たちが太鼓でベルベルの音楽を奏でてくれるんですよ。

なんかもう星空とその音楽が本当に衝撃的でした。

それがきっかけでその土地にある音楽とか

いろんなのを聴くようになって、

それまで何十年も聴いてきたエレクトロニックな音楽を

パッタリ聴かなくなったんです(笑)

 

 

山本>

それ以来?(笑)

 

 

赤塚>

それ以来(笑)

それからモロッコの音楽とか砂漠の音楽のCDをとにかく集めて、

とにかく聴きまくったんです。

そんな時、2011年にGOTOさんつながりの友達が

「そんなにモロッコの音楽が好きなら、

たしかブライアン・ジョーンズ(ザ・ローリング・ストーンズの創立者)が

モロッコの音楽のアルバムを出しているよ」

って教えてくれたんです。

でも、私は「聴きたい聴きたい!」って思ったんですけど、

私はそれまでエレクトロニックしか通ってなくて

ロックを通ってきてなかったからブライアン・ジョーンズが

そんなアルバムを出しているなんて知らないし、

そもそもストーンズなんて興味ないしだったので(笑)

で、友達が探してくれたんだけど彼の家でなかなか見つからなかったんです。

 

 

山本>

彼はそのアルバムは持っているけど、

レコードが多すぎて見つからなかったんですね。

 

 

赤塚>

そうなんです。

で、その友達は

「見つからないんだよ〜」

って言ってて、私は

「早く聴きたいから持ってきて!」

って言ってたんです。

そんな矢先に2011年3月11日の東日本大震災で

友達の家のレコードラックが倒れて、

その1番上にそのレコードが乗っかってたんですよ!

不思議でしょ!?

 

 

山本>

すごい不思議!!

 

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赤塚>

友達は「あっ!あった!」

ってそれを持ってきてくれたんですよ。

で、すぐにそれを会社で聴いたんですけど、

もうね、

雷に打たれたと言うか

「うわっ!なにこれ!」

って言う感じで。

 

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雑談は第二回に続きます。

いやはやアツいアツい赤塚さんのジャジューカトークに乞うご期待!

 

 

◇赤塚りえ子のジャジューカを全身に浴びる旅 その2◇

http://docue.net/archives/contents/joujouka_akatsuka_2

 

 

<ジャジューカ公式ページ>

http://www.joujouka.org/

 

<赤塚りえ子さんのプロフィール>

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