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宮川竜一の「アマゾン横断プロジェクトDancing Across the Amazonに至るまで」その1

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南米大陸の左端から右端まで7000kmを

徒歩とカヌーとイカダだけで移動し、

道中、毎日ダンスしながら旅をしている

一人の日本人がいます。

彼の名前は宮川竜一。

Dancing Across the Amazonというそのプロジェクトは

現在、旅のまっ只中。

電波の届く限りfacebookやブログで発信されています。

そんな宮川さんが現在のチャレンジDancing Across the Amazonに

至るまでの手記をド級!で連載いただくことになりました。

第一回目はそもそものきっかけからです。

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【その1「大学受験」】

精神的な弱さと、大学受験という大きな壁。

この二つが、僕の人生を変える事件を引き起こした。

放火。

プレッシャーに押しつぶされ、気が付けば僕は自分の部屋で、

ティッシュボックスごと火を付けて涙を流していた。

自分でもわけが分からないまま、ティッシュボックスを流し台へ運び、

水を流した。

そして次の瞬間に頭にあったのは、

「逃げよう」ということだった。

僕は、逃げた。

受験勉強のプレッシャーから、自分を苦しめている自分の部屋から、

そして自分自身から。

パジャマ姿のまま、スニーカーをつっかけ、

ただただ真っ直ぐに走って行った。

自分が何をしているのかなんて、自分でも説明がつかなかった。

ただ一つ言えるのは、走っているとき、僕は確かに「自由」を感じていたのだった。

その日の夜、僕は公園のベンチで横になった。

冬だった。

何も食べていないし、お金も持っていない。

その晩、それまでの人生で一番寒い夜を過ごした。

この日の晩を迎えるまで、僕は知らなかった。

「暖かい飯」「暖かい風呂」「暖かい布団」が

当然ではない ということを。

そして僕は大いに感動した。

僕の「知らなかった世界」が、そこにあった。

いつも、特別な存在になろうという思いがあった。

誰かと勝負をして一番になるよりも、

誰もやらないことをやって注目を集めようとする、

そういう子どもだった。

高校時代、演劇をやりたいという奴など周りにはいなかった。

だから大学の演劇学科に入学すると、

全員が演劇を志している環境に、戸惑った。

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宮川さんの手記はこのあとも続きます。

<宮川竜一さんのプロフィール>

こちらからご覧ください。

 

 

http://docue.net/archives/extremer/ryuichimiyagawa

 

 

Dancing Across the Amazon

ブログ  http://ameblo.jp/dancingacrosstheamazon/

facebook http://goo.gl/c9tjqq 

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