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遥かなる北極点

ogita

今年の3月から4月にかけ北極点への無補給での単独徒歩到達に挑んだ冒険家・荻田泰永さんの挑戦の様子に密着して創られたドキュメンタリー番組ノンフィクションW「遥かなる北極点」がいよいよ今週、

7/4(金)よる10:00〜と7/6(日)とあさ9:30〜にWOWOWで放送されます。

http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/105274/

 

先日、こちらの試写会にN.A.Pの大木さんにご招待をいただいて参加してきました。

北極に行き始めて今年で14年目の荻田さんは、まわりから北極バカと呼ばれているらしい!

「自分の可能性を明らかにしたい」

達成すれば世界で3人目、日本人で初めてとなる”北極点無補給単独徒歩”はそんな想いを抱いてのチャレンジ。

 

番組内では、出発前の準備段階から密着しています。

無補給で約50日を歩くため、ソリに載せて引っ張っていく荷物の選定の様子も映し出されている。

ベーコンを生でなく、揚げることで5kgあったベーコンを1.7kgにしたり、水のボトルのパーツをカッターで切り落として数グラムを落としていくなどとてもシビアな世界です。

 

乱氷帯や、リード(氷が割れたり、ずれたりしてできる海面)に行く手を阻まれたりとそれはもうハードな場面の連続です。

 

そんな中で、今回の試写会イベント中、ド級!な視点で注目したのは、やはり荻田さんの内面の部分です。

 

スタート地点に行くチャーター便を待つ中での「早くスタート地点に行きたいけど、行きたくない」

 

自分の直感がささやく。「行けば死ぬぞ」

でも頭で考えるロジックは「行くしかない」

 

という恐怖と期待の揺れ動く気持ち。

 

極限の状態の中、撤退を決意したときの自画撮りのコメントは必見です。

落ち込み、涙しながら、今回の撤退は妥協なのか正しい判断なのかの狭間で最後に言うコトバ。

「絶対にここにまたくる」

そう決意した瞬間の荻田さんの表情がとても印象的です。

 

「北極にいると五感が開く」

 

最近読んだ、ブルース・チャドウィンの「ソングライン」にも通ずること、

そう、人間は、元々、自然の中で五感を開き、移動してきたんですよね。おそらく。

 

社会や人のためではない、冒険は自分の好奇心に従って挑戦していくもの。

 

五感を開き好奇心に従う。

そうしているうちに夢中な状態になってくるんだろうな。

 

 

最後に、事務局長の大木さんが言っていた

「冒険家が冒険家としてメシが食えるようにしていきたい」

というコトバもとてもココロに刺さりましたよ。

 

今週末、とにかく放送が楽しみですな。